9月27日(水)午後1時30分より初企画、施設見学「三岸節子の作品鑑賞」を開催しました。参加者は29名でした。
公民館の講座で社会見学以外に屋外へ出て実施するものは、これが初めてです。この施設見学では、現在、三岸節子記念美術館で開催している特別展「アイヌ工芸品展『AINU ART-モレウのうた』」と、日本のおける女性洋画家の第一人者、三岸節子の作品を集めたコレクション展(常設展)「モチーフを求めて」を観覧しました。
観覧はA・B2つの班に分かれ、アイヌ工芸品展は丹野学芸員、コレクション展は野田学芸員の説明を聴きながら観覧しました。
アイヌ工芸品展は、アイヌ民族文化財団が1997年からアイヌ文化の振興と研究の推進を目的に全国の美術館、博物館で開催されており、このたび同美術館の特別展として展示されているものです。
その作品は、アイヌ模様の特徴でもあるモレウ(渦巻き模様)衣服をはじめ、木彫品、金工作品など、多様性とデザイン性に優れ、伝統文化が息づいていることが分かりました。
コレクション展「モチーフを求めて」では、自画像(19歳の三岸節子)や三岸好太郎の作品など、重厚な色彩で描かれた風景画を観ることができました。
皆さんにも、素晴らしい「アイヌ工芸品」や「三岸節子の絵画」などをご紹介したかったのですが、館内では写真撮影は指定箇所のみでしたので、ここではあまりご紹介できません。ぜひ美術館に足を運んで、実際の作品を感じてみてください。
「アイヌ工芸品展『AINU ART-モレウのうた』」は、2023年9月16日(土)‐11月19日(日)まで開催しています。
詳しくは、こちらをご確認ください。→三岸節子記念美術館のホームページ
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次回の第5回成人講座は、毎年恒例の「楽しい折り紙づくり」です。
申込期間は10月1日(日)から10月20日(金)の間で、先着順となりますので、皆さん、ぜひお申し込みください‼