2025年度の第1回成人講座として、防火教室「火災!そのときどうする」を、6月24日(火)午後1時30分より公民館大会議室にて開催します。講師は、尾西消防署管理グループの落合悠馬氏にお願いしています。
毎年、成人講座では、災害や事件・事故から身を守るための講話を実施していますが、今回のテーマは火災です。
火災は、あっという間に家や財産を灰にしてしまいます。そして、時には生命をも奪ってしまいます。安全・安心な生活を送るうえで、火災は大きな脅威の1つです。
火災は、ほとんどが人災です。放火によって起こることもありますが、火災の多くは、火気の取り扱いの不注意や不始末という失火が原因で発生しています。「消したつもり」「消したはず」という思い込みが、大きな火災につながるのです。
火災が起こったら、適切に対処し、被害を最小限にとどめるようにすることが大切です。それとともに、火災が起こらないよう備えておくことも大切です。今回の講座では、火災が発生したときの対応や火災予防について、専門家から詳しくお話を伺います。
令和6年版「消防白書」によれば、建物火災による死者のうち、93.9%が住宅での死者です。そして、住宅火災による死者のうち、74.5%、すなわち4分の3が65歳以上の高齢者です。
また、住宅火災の多くは深夜の時間帯に起こっています。深夜ゆえに火災の発生に気づきにくく、逃げ遅れて亡くなるというケースが多いそうです。
火災は決して他人事ではありません。火災から自分や家族の生命・財産を守るための大切な講話ですので、ぜひともお聴きください。
参加費は無料です。
参加を希望される方は、6月1日~6月20日の間に、申込用紙を公民館受付窓口のポストに入れてください。
多数の皆さんの参加をお待ちしています。
なお、今年度も、成人学習部では、「安心感・わくわく感・充実感」というスローガンのもと、定番の企画から新しい企画まで、多彩な講座を用意しています。
今年度もまた、成人講座をよろしくお願いいたします。
