6月24日(火)午後1時30分から大会議室において、2025年度 第1回成人講座 防火教室「火災!そのときどうする」を開催し、22名の方が参加しました。
はじめに、開講式では堀連区公民館長があいさつの中で、2025年度 開明公民館スローガン「新しい出会いで 新しい満足を‼おもてなしの心はそのままに」と年間行事について、又、山内部長からは成人講座(全7回)の内容説明がありました。


そして、初回の講師は、尾西消防署 管理グループ 落合悠馬さんにお願いし、防火教室「火災!そのときどうする」をテーマに、「火災事例から学ぶ 住宅防火対策 ~知っておきたい住宅用防災機器~」のリーフレットを使用し講義を受けました。
この講義では、色々な住宅用防災機器等の仕組みを知っていただき、その正しい活用方法と普段からの点検や維持管理の方法について確認していただくことを目的に行いました。


1.住宅火災はどこで、どのように発生してしまうのでしょうか?
《火災事例》
(1)出火(何らかの原因で火災が発生すること。)
電気ストーブ、電気こたつ、たばこの火、コンロの火、天ぷら鍋、コンセント、電子レンジ
(2)火災(出火した火が制御不能になって、大きな火災になること。)
放火、送電再開
ここでは、(1)(2)の原因(どうして火災が発生したのでしょう?)
⇒「自分でできる防火対策は?」を考えました。
主な火災の原因は、電源の切り忘れ、火をつけ長時間放置、周りに燃えやすいものが散乱していることなどです。
そこで「住宅火災いのちを守る4つの習慣」を意識しましょう。
- 寝タバコは絶対しない。させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- コンロを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはホコリを清掃し、不必要なプラグは抜く。
2.住宅火災の発生を未然に防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
●住宅用火災警報器の設置、点検、取替え
《ステップ1》市高年福祉課(電話)28-9021 ⇒ 警報器を無料で受取る。
※要件があり、受取れない場合がありますので、電話で確認してください。
《ステップ2》市消防本部予防課(電話)72-1280 ⇒ 警報器の無料設置を依頼する。
●住宅用スプリンクラーの設置
●住宅用消火器の設置、使用方法の習得
●ガス警報器の設置、点検、取替え
●防火家具・衣服等の使用
●Siセンサーコンロの使用
●コンセントキャップやプラグ安全カバーの使用
●感電ブレーカーの設置
そこで、「住宅火災いのちを守る6つの対策」をしておきましょう。
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロ等は安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣服及びカーテンは、防火品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
- 避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火防災訓練への参加や、近所で声かけを行うなど、地域ぐるみの防災対策を行う。
参考までに愛知県の2024(令和6)年の総出火件数は1,928件、一宮市は64件です。
主催者としましては、皆さんには地震や火災など災害における『自助(自ら防災に取り組むこと)』や『共助(地域の人々が互いに助け合う)』で対処できることの意識づけをするため、講座のテーマにして実施していますが、参加者が22名と少なく不安を感じています。
今回の講座だけではなく、色々なところで災害関連のセミナーや講座を実施していると思いますので、危機感をもち積極的に参加してみてください。


次回の第2回は、7月26日(土)午後1時30分から、毎年恒例の「沖縄三線演奏会」を行います。お申込みは7月1日(火)から7月23日(水)までです。
ぜひ、多数の参加をお待ちしています。(当日参加もOKです!)