12月13日（土）午前10時より、公民館のテラスを会場として、第7回成人講座「季節の寄せ植え」を開催しました。公民館にとって、お正月前の定番行事です。
屋外での実施のため天気を心配していたのですが、幸い、前日に吹き荒れた強風はおさまり、雲間から時折太陽が顔を出すという、穏やかな日和となりました。しかも、翌日の朝は雨降りだったので、まさに絶妙なタイミングでした。
今年度も、有限会社「角田ナーセリー」にお世話になりました。講師は、毎年ご指導いただいている岸上富廣さん、そして助手は上松卓さんでした。
人気のある講座のため、昨年度に引き続き、当日の参加者は抽選によって決定しました。今回、63名の応募者の中から40名を選び、それに成人学習部役員を加えて、45名が寄せ植えにチャレンジしました。
寄せ植えに使用する花苗として、葉牡丹、ジュリアン、ストック、シクラメン、ビオラ、パンジー、ナデシコ、ビデンス、お多福南天、金魚草などを持って来ていただきました。岸上さんによれば、花苗のみならず、鉢や土も、上質のものを用意していただいたそうです。いろいろと気をつかっていただき、ありがたい限りです。
冒頭で、岸上さんから寄せ植えのつくり方について説明がありました。寄せ植えは、鉢のうしろの方からつくっていくのがポイントです。まず、鉢の奥に背の高い花を使って「壁」をつくります。その前、つまり鉢の中央に応募は、メインとなる紅白の葉牡丹を配します。2本の葉牡丹のうち、1本の根をハサミで割り、そこにもう1本の茎をはめこんで、高低差をつけて植えつけます。最後に、鉢の前面に背の低い花を見栄えよく植えていけば、もう寄せ植えの完成です。
説明を聞いたあと、参加者たちは順次、テラス前のスロープに並べられた花苗をトレイに入れ、席に戻って寄せ植えの作業にとりかかりました。
尋ねてみると、今回の参加者のうち3割ぐらいの人は寄せ植えの講座が初めてのようでした。初めての人も、岸上さんや上松さんに個々にアドバイスをもらいながら、楽しんで寄せ植えをつくっていきました。
比較的短時間で、お正月に家の玄関や庭を飾るにふさわしい、華やかな寄せ植えができあがりました。もちろん、この寄せ植えは、お正月が過ぎても長く楽しめますので、ぜひ大切に育てていただきたいと思います。
年度当初の計画では、これで今年度の成人講座は終了ということになりますが、【追加の講座】として、1月26日に交通安全講話「守ろう！自転車の交通ルール」を実施することになりました。
案内チラシは、広報1月号とともに全戸配布いたします。自転車を対象とする交通反則通告制度が来年4月に始まるのを前に、自転車の交通ルールについてしっかり確認しておこうという講座です。大事な内容ですので、多数のご参加をお願いいたします。