1月26日(月)午後1時30分より、第8回成人講座として交通安全講話「守ろう!自転車の交通ルール」を、公民館大会議室にて開催します。
講師は、一宮警察署交通課交通総務係の永谷武士警部補です。
2026年4月1日から自転車の交通違反に対して交通反則通告制度が始まるのを前に、地域の皆さんに自転車の交通ルールを改めて確認していただこうと、年度当初の計画にはありませんでしたが、追加で今回の講座を企画しました。
交通反則通告制度のもとでは、自転車の悪質・危険な違反に対して青切符が交付され、反則金が科せられます。
世間を見渡すと、ルール無視の運転をする自転車をよく目にします。たとえば、自転車は「軽車両」という車両なので、道路の左端を走行しなければなりません。ところが、逆走(右側走行)をしている自転車が目立ちます。左側走行してきた自転車と衝突しそうになる場面を見かけることもあります。
あるいは、自動車と同様に、自転車も、「止まれ」の標識があるところでは一時停止して左右を確認しなければなりません。しかし、一時停止をしない自転車がほとんどです。自動車を運転していて、自転車の飛び出しにひやっとした経験をもつ人は多いはずです。
自転車に乗る人の中には、何が違反行為なのかを知らない人もいるような気がします。青切符を切られると、
- 逆走の場合は6,000円の反則金
- 一時不停止の場合は5,000円の反則金
を納めなければなりません。「知らなかった」では済まないのです。
そのほかの違反と反則金の例をいくつか挙げると、
- ながら運転(ながらスマホ)は12,000円
- 遮断踏切立ち入りは7,000円
- 信号無視や歩道走行は6,000円
- 無灯火や傘差しは5,000円
- 並走や2人乗りは3,000円
などです。
もっとも、反則金をとられるから交通ルールを守ろうということではありません。事故になった時、自転車は被害者ばかりでなく、加害者になることもあります。自分自身と周りの人の「安全」のために、交通ルールは守らなければいけないのです。
講話の最後のところで、質疑応答の時間を設ける予定です。自転車の交通ルールについて不明な点や疑問な点があれば、この機会に解決しておきましょう。
自転車に乗る人すべてが聴いておくべき、大事な講話です。日ごろから自転車を利用している人は、必ずご出席ください。